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「熱狂せよ」孫正義氏が若者に熱いメッセージ

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こんにちは。十返舎テックです。

本日、東京国際フォーラムにて実施された『ソフトバンクキャリアLIVE2019』に参加してきました。孫正義 代表取締役会長 兼 社長の熱意とビジョンをあなたに共有したいと思います。

どんなイベントか?

孫正義代表自身が2時間喋り続ける学生をメインターゲットとした最大級のリクルートイベントです!昨年度4,000人を動員して話題になりましたが、今年も開催されるということで、社会人で転職意欲は全くない私ですが、孫氏の“ナマの言葉”を聴きたいと思い応募したところ、なんと抽選に当たりました!

東京国際フォーラムの一番大きい会場が満席でしたので、おそらく5,000人くらい参加しているんじゃないかなと思います。会場は学生と思われる方々であふれかえってました。リクルートスーツを着た就活生も多く、思わず「頑張ってね!」と声をかけたくなるくらいです。10人に3人くらいが社会人って感じでしたが、孫氏が語る熱い思いと未来予想図は聴きごたえある内容であっという間の2時間でした。

 

孫氏のメッセージ

予め断っておきますが、文章にするとどうしても、孫氏の言葉に宿る熱量を100%伝えきることが出来ません。おそらく来年も開催すると思いますので、ご興味ある方は是非、参加してみてください!

  1. 熱狂せよ
  2. 情報革命で人を幸せに
  3. 私は確信犯だ
  4. 人類史上最大のパラダイムシフトがやってくる
  5. ソフトバンクは情報革命屋
  6. 全ての産業にAIを
  7. Softbank Vision Fandの郡戦略
  8. 熱狂せよ

大まかにお話しされていた内容です。講演内容のキーワードを時系列で並べてみました。熱狂せよに始まり、熱狂せよで終わります。

熱狂せよ

黒船を見た若い志士たちがその危機感から、狂ったように日本の将来を考え、行動し、明治維新を築いたように、情報革命で引き起こされるパラダイムシフトに熱意をささげよ!というメッセージです。今まさに時代の節目で誰もがその中に飛び込んで行けるのに、「それに熱狂せずに何に熱狂するんだ!」と、身振り手振りで語っていた姿は印象的でした。

登る山を決めることが人生の半分を決める

孫氏が語った言葉です。いい言葉だなと思います。何となくで将来を決めるなということです。登る山とは会社とか産業とかそういう括りではなく、信念のようなものだと私は受け取りました。職を変える事を否定してませんが、キャリアが繋がらない転職は時間のムダでもったいないとおっしゃってました。

情報革命で人を幸せに

ソフトバンクもPCの卸売から始まり、インターネット事業、ブロードバンド、スマートフォンと主力事業が時代の流れとともに移ってきましたが、その本質は“一貫して情報革命で人の幸せを実現する”事であり、孫氏自身の唯一にして最大の願望であると語ってました。孫氏がなぜ情報通信事業に人生を賭けたかというと、19歳の時に雑誌で目にしたマイクロチップの拡大写真がきっかけだったようです。

孫氏はその写真が何を写しているか、はじめはわからなかったそうです。大学でコンピュータを使っていたので『コンピュータのなんたるか』は理解していたようですが、未来都市の航空写真のようにみえる、密集した回路を撮影した写真が、実は指先程度しかないマイクロチップのものだとわかった瞬間、涙が流れるほどの衝撃を受け、孫氏の中に明確な未来がイメージできたと言います。

私は確信犯だ

今のソフトバンクグループの成長は偶然ではない!と断言してました。お話の中で、孫氏はこのように語っています。

私は想像した。確信をした。涙が出るほどの衝撃を受けて。だから、ソフトバンクを起業した。私は確信犯だ。

今から30年後には知的ロボット(AI)が世界の人口を超える。

今から10年後には、チップを搭載したデバイスが1兆個を超える。

確信があるからこそ、2年前に3兆円もの大金を用意してARM(アーム)を買収した。確信がなければそんな博打は打てるはずがない。
※ARM:英国ケンブリッジを本拠地に置く半導体開発メーカー

今ある情報で今を分析し、今判断することは誰でもできる。事実をもとに未来を推論し、具体的な時期と数値を言い当てる能力が大切だと語りました。

人類史上最大のパラダイムシフトがやってくる

孫氏の未来講義は続きます。

人間の脳は長い年月の間、脳細胞の数に変化はなく、それは30年後も同じである。AIの能力は30年前と比べると100万倍の成長があり、向こう30年はさらに100万倍成長すると言います。孫氏はいわゆるシンギュラリティ肯定派で、今まで経験したことのない人類史上最大のパラダイムシフトの到来で、医療・教育・建設…、あらゆる産業がAIによって再定義されるとし、自らがその変革の中に飛び込み、人生をかけて熱狂してほしいと想いを伝えました。

ソフトバンクは情報革命屋

コンピュータの根幹をなす要素『演算処理能力』『メモリ容量』『通信速度』、この3つのうち演算処理を担うチップは傘下のARMが世界シェアを掌握しています。

通信については高高度にある人工衛星から地球全体をカバーする通信網構想があり、ソフトバンクの他に米テスラ、米Amazonも同様の検討しているそうですが、その事業の専有権をソフトバンクが持っているそうです。

ソフトバンクは、メモリを除く2つの事業を掌握することに成功し、5G・IoT・AIなどの次世代テクノロジーを駆使して情報革命を加速させる情報革命屋であり、携帯会社ではないと言い切っていました。

すべての産業にAIを

世界の時価総額ランキングトップ10では現在、10社中7社がGAFAなどのインターネット事業を展開する企業です。

今日のインターネット事業は従来の小売業と広告業を置き換えたものですが、それら産業をGDPに置き換えると、2つ合わせてもGDP全体の1割にも満ちません。今のインターネットの世界は、実はごく限られた領域でしかビジネスが展開できていないとのことです。ソフトバンクグループは残りの産業に対してもAIを活用して情報革命を加速させようと考えているようです。

Softbank Vision Fundの郡戦略

1人の人間が、1つの技術で。ビジネスで。戦略で。事業を継続していくのは30年が限界だと語りました。また、51%以上の株式を取得し中央集権型で財閥のような事業展開では、構造的に時代の流れについていくことが極めて難しいともおっしゃっていました。

社名の冠などどうでもよく、情報産業のそれぞれの分野でNo.1のユニコーン企業たちと、“同じ志”に向かって郡を組んで事業を展開し、今後は同士のユニコーン企業を日本市場に開拓していくことを考えたいるようです。それこそが孫氏が20年前から考えていた構想だったようです。

ただ、当時は資金がなく実現できなかった郡戦略ですが、時を経てその構想が“Softbank Vision Fund”という形になり、有望なユニコーン企業と念願の郡戦略を形成するに至りました。このファンドは10兆円もの資金を用意しており、これは世界のベンチャーキャピタルの基金総額(7兆円)をはるかに上回る資金規模です。この“郡”は、今ちょうど100社くらいいるらしいのですが、今後も拡大し、「通信事業とAIで様々な産業に情報革命をもたらしていく」とおっしゃっておりました。

熱狂せよ

ゼニカネの為に働くことはボクはしたくない

地球の裏側の小さな子どもが笑顔で過ごせるように、ただの自己満足でしかないけど、それを実現するためにボクは働く

狂ったように命を捧げても惜しくないことを見つけ、一度きりの人生をどのように生きるのかを、今これから社会人になる学生諸君に考えてほしいというメッセージで2時間の熱くて濃い時間が幕を閉じました。

感想

どちらかと言えば感化されやすい方なので、こういうパッション溢れる話を聞くとのめりこんでいってしまうのですが、孫氏の講演はそれに加えて『プレゼンのふるまい方』が大変勉強になりました。

孫氏の話に引き込まれつつも、孫氏の『間の取り方』『身振り手振り』『スライドによる印象操作(悪い意味ではないです)』などなど、プレゼンとしてきちんと理論だったもので、相当のリハーサルを重ねたのではないでしょうか。

孫氏のプレゼンについては、別途、解説記事を書きたいと思います。

いかがでしたでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。