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第2回_新卒採用される人ってどんな人?

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こんにちは。十返舎テックです。

さてさて、本日のテーマはズバリ「新卒採用される人ってどんな人?」です。

桜もすっかり散ってしまって、2019年が始まり早4か月が経過しようとしております。新しい元号を迎えてゴールデンウィークが終われば、今年もフレッシュな新人たちが各所属に配属されると思います。

私は人事部の人間でも採用面接の決定権を持った人間でもありませんが、毎年配属されてくる新人って何となく共通した特徴があるような気がします。就活する上で、採用される人間の特徴を知ることは大いに役立つ情報かと思いますので、本日はそれをお伝えします。

生命保険会社に求められる人物

これについては、各社の採用ホームページで掲載されてます。「生命保険」「人材像」をキーワードにGoogle検索エンジンの検索結果トップページに掲載された会社を以下に抜粋しました。

日本生命

  • 自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしている人
  • 生命保険事業の根幹である相互扶助に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人
  • ハートフルな人

第一生命

【プロフェッショナル】
自律心と向上心をもち、積極的に挑戦・変革し、継続的に価値創造し続けることができる人財
【チームワーク】
多様な個性を互いに包摂・共感し、周囲を巻き込み・鼓舞しながら、共に成長することができる人財

太陽生命

  • 人を喜ばせることが好きな人
  • 仲間と達成感を味わいたい人
  • 自分の可能性を試したい人
  • とにかく前向きな人

ソニー生命

自ら考え、行動できる人。

大樹生命(旧三井生命)

  • つねに状況変化に敏感で、新しいやり方、最適なやり方を考えようとする人
  • 困難と思える高い目標にチャレンジする人
  • あきらめずにしぶとく粘り、最後までやりきる人

メディケア生命

  • 目的をもって行動できる人
  • 自ら考えることができる人
  • 協調性がある人
  • お客さま本位の考え方を持てる人
  • 知識とスキルの追求のために努力できる人

求める人物像 | 採用情報 | メディケア生命保険

意外と各社求める人材像が違いますね。採用面接で必ず問われる「志望理由」は各社が求める人材像の差を活かして答弁できれば好印象を与えられるのではないでしょうか。

例えば大樹生命。2015年に日本生命により買収され、2016年に日本生命の完全子会社化したことにより、「三井」という冠を使い続けることができずに2019年4月より新たな社名で活動をスタートしました。買収劇から始まった一連の変化は様々な大人の事情と思惑あってのことですが、そういったことを背景としてか求める人材像には

『つねに状況変化に敏感で、新しいやり方、最適なやり方を考えようとする人』

が真っ先に掲載されております。

第一生命については、「変革」という意識を持った人物を求めていることが見て取れます。大樹生命とキーワードは同じようですが背景は全く異なります。第一生命では数年前より『InsTech』を標榜し、テクノロジーの活用でよりよりサービス、付加価値を顧客へ提供することに重きを置いていることから求める人物像にその意思が反映されているものと推察します。また、“人材”ではなく“人財”と表現しているところも特徴的ですね。人に対する会社のメッセージが込められているんだと思います。

日本生命は「相互扶助」というキーワードを使っております。ライバル第一生命は2014年に株式会社へ転換しました。大手4社では唯一の株式会社です。三井生命の買収についても、第一生命が日本生命を戦後初めて保険料収入等で抜き業界トップとなったことが契機になったと言われております。日本生命はあくまで業界1位にこだわりリーディングカンパニーとしての地位を守っていくことに並々ならぬ執念を燃やしております。そういうことを考えると、第一生命の後を追って株式会社に転換するのではなく、「相互会社」として「相互扶助の精神を今後も変わらず守っていく = お客さまのことを本当に考えているのは日本生命なんですよ」というメッセージを発信したいのかなぁと考えます。ちなみに、株式会社だからお客さまより株主を重視するということではありませんし、私個人の意見としては、資本主義経済で企業活動している以上「相互会社」という考え方は、その理念は共感しつつも何となく筋の通っていない会社の在り方のような気がします。あくまで個人的な意見ですが…。

太陽生命の人物像からは、なんとなくアットホームな社風を感じますね。しかし、この会社を侮ってはいけません。この業界に身を置く者としては、内資の生命保険会社でイチバン尖っていて、斬新・革新的な取り組みを進めるイケイケドンドンな会社であると認識してます。今の保険の主流である「保障の組合せ型商品」を業界で初めて導入した会社が太陽生命です。最近出始めた「認知症保険」も一番最初に導入したのはこの会社。生命保険の加入手続きを行う営業端末でも、唯一、音声による手続きを可能としてますし、保険料を納めるときに使うクレジット・デビットカードのリーダーもタバコの箱サイズの小さな端末で行います。今話題のAIを活用した保険設計書の提案もしているようで、社内の風通しの良さや思い切りの良さはバツグンではないかと思います。

ソニー生命はシンプルですね。創業の歴史を辿ると元々はプルデンシャル生命が日本に進出したいという狙いと金融部門を設けたいソニーの思惑から誕生した会社ですし、内資の生命保険会社とは社風が異なる実力主義なのかもしれませんね。

メディケア生命については、求める人物像から特徴をつかむことが難しいですね。当たり障りのない内容というか…。その会社ならではの人物像というものが汲みとれません。選考の難易度はあまり高くないのかもしれないですね。

 

実際に入社してくる新入社員

私が所属している会社に入社してくる新入社員は「高学歴」か、または、「部活動でインカレに出場した経歴をもつなど何か一つ差別化できる要素を持った方」が多く入社してくる印象を受けます。

私は今の会社を中途で入社し、その前は別の生命保険会社で働いておりましたが、学歴については前会社と比較するとその偏りは一目瞭然です。ちなみに私の学歴は大したものではありません…。最難関と言われる国公立・私立大学卒が多く、家柄も大変良い方々が多いです。それらの方たちは一様に「英語」が得意で学生時代に海外留学してましたという方が溢れかえっております。また、物事を「素直」に受け入れる方が多いような気がします。

一方で、「何かやってやるぜ」っていうギラギラした方はあまりいませんし、社会の変化に敏感でアンテナ高い人は稀です。会社がそういう人を求めていないワケではないのですが、それは採用面接に携わっている社員と会社の求める人物像が少し乖離しているのかもしれません。そもそもそういう尖った人は「生命保険会社」を就職先として選んでいない可能性もあります。これは会社にとっても就活生にとっても大変残念なことです。会社は先進的な取り組みをもっとアピールし、「生命保険」のこれまでのイメージを変え就活生にとって魅力ある就職先ということを伝える努力をし続けなければいけません。

就活生にとっては、この状況は逆に「チャンス」であると言えます。周りが気づいていない生命保険の魅力にいち早く気づき、自分に合った生命保険会社を見つけることができれば、「なんとなく選考を受けている高学歴なライバル」を追い抜かすことも可能だと考えます。

最後に

大手であればあるほど、毎年大量に入社してくる新入社員は「おりこうさん」ばかりで多様性が失われております。これを危機と感じている会社も少なくありません。時間に限りがある就活ですが、会社説明会やOB・OG訪問は「目的」もって参加し、その会社が真に求めていることと会社の個性を少しでも得られるように活動することをおススメします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。